新薬の情報


<カルチノイドにはPEGインターフェロンよりも
 血管新生阻害剤アバスチンの追加の方が有効性が高い>


 海外ではカルチノイド(神経内分泌腫瘍を含む)にインターフェロンが使用される論文が過去に散見されますが、 当サイトでは主に副作用の面から取り上げることはしませんでした。
Journal of clinical oncology Vol26 No.8 2008 p1316-1323では、 カルチノイドに対して、サンドスタチンにアバスチンを併用する方法で優れた成績が出ています。

 現在当サイトでは、カルチノイドを含む全ての神経内分泌腫瘍に対してlサンドスタチンLAR+ザノザールをベースとした治療法をfirst-line、 スーテントを使用するレジメをsecond-line以降に行うこと(将来的にはRAD001がthird-lineと予想)を推奨していますが、 今回のこの論文により、この治療方針を一部変更します。
 今後はなるべく早い時期から、金銭的な余裕がある方は副作用もあまり問題にならない血管新生阻害剤アバスチンの追加を開始すべきでしょう。

2008年5月7日


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